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by yuna-sos-0305
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第1話 

時計の音だけが響く部屋の中、
ぼんやりと外の景色を眺める
時計の針は午後4時を指している。
あと、2時間もすれば夫が帰ってくる。

そっと窓に触れる。
手を伸ばせばすぐに届きそうな程、外の景色はとても近いのに
なぜか今の自分にはとても遠いものに感じられる。

諦めとも似たような、感情が自分を支配していた。
一生、この生活からは逃れられないのだと左手の薬指に輝く銀の指輪が
そう語っていた。

とりあえず夕食の準備をしようと
車のキ-と財布を手に取り、玄関へと向かった。c0042410_18234331.jpg
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by yuna-sos-0305 | 2005-01-25 19:29