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by yuna-sos-0305
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海に包まれて・・・

「入ってごらん」

そう言って抱いていた息子をゆっくりと砂浜へと降ろす。
この夏、2歳になったばかりの息子はきょとんとした表情で俺を見つめる。


「きっと気持ちいいぞ~、パパも入ろうかな」
しばらくの間、俺を見つめていた彼だったが
やがてゆっくりと歩き始め、静かな海の中へと足を入れた。
これ以上の説明は何もいらなかった。
よせてはかえす波に何度も足下をすくわれながらも
息子は海と自然が持つ気持ちよさを体いっぱいに表していた。
彼が見せる笑顔に自分まで嬉しくなる。

ふと彼女の言葉を思い出す。
『きっとこの子は、海も大好きになるよね、なんてたって、てっちゃんの子供だからね
(笑)』

ゆっくりと砂浜へと近づいていく

そして海と戯れる息子を抱き上げ、言った。
「どうだ?海は気持ちいいだろ~?」
しばらくの間自分を見つめていた息子だったがやがて 笑顔を浮かべると言った。
「うん。僕、海大好き!」

その言葉に涙が溢れそうになった。


お前がくれた 「子供」という最高の宝物は
こうして元気に育っています。

だから心配することなく

ずっといつまでも  


見守っていて下さい。



いつまでも



この海のように・・・・
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by yuna-sos-0305 | 2005-01-29 20:22 | 小説